ぶどう作りの1年
ぶどう作りは人が手を入れる所が多く、手間暇をかけてあげれば、それだけ甘く、美味しいぶどうになります。
ここでは、岩崎園のぶどう作りの1年間を紹介します。
ぶどう作りの1年間 紹介動画
岩崎園のぶどう作りの紹介動画を作成しました!
ぜひご覧下さい♪
春~夏
芽かき→新梢(しんしょう)の誘引→摘穂(てきすい)→房づくり(花穂の整形)→摘心→ジベ処理一回目→摘粒→摘房→ジベ処理二回目→カサ・袋かけ→収穫
春・夏はやることがたくさん!最も忙しい時期です。
もちろん全ての作業が手作業。盆地にある山梨県は実はとっても夏場暑いのですが、そんな事は言ってられません!
一房一房に愛情こめて作業してます!
房づくり前後の写真。
左側が房づくり前、右側が房づくり後です。
房づくりとは、小さなぶどうのつぼみを手作業で落としてやることです。
こうする事で、残ったつぼみに栄養が行き、美味しいぶどうになります。
ジベ処理の写真。
ぶどうをジベレリンという溶液に浸すことで、種をなくして粒をより大きくします。
ジベレリンは植物ホルモンと呼ばれるもので、もともと植物の中にあるものです。
ですから、ジベレリンに浸しても危険はありません。ご安心下さい。
摘粒前後の写真。
左側が摘粒前、右側が摘粒後です。
摘粒とは、できてきたぶどうの粒を間引くことです。
摘粒しないと、大きくなったぶどうの粒が押し合ってつぶれてしまいます。
摘粒をすることで、粒が大きくなり、バランスのとれた丁度良い大きさのぶどうになります。
ハート型の粒を発見!
忙しくて大変な時期ですが、こんな小さな発見に癒されながら頑張ってます!
カサかけ後のぶどうをチラリ。
おいしいぶどうに育ちますように!
袋かけ後のぶどう畑。
袋かけをすることで、ぶどうを雨や虫、病気から守ります。
粒が大きくなってきたピオーネ。
立派なぶどうになってきました!
色づきはこれからです。
色がつき始めたデラウエア。
少しずつ色がついてきました♪
いよいよ収穫間近です!
秋
夏の終わりから秋はぶどうの収穫期。
一生懸命育てたぶどうを収穫してお客様にお渡しする、とっても嬉しい瞬間です♪
インターネット通販の方にも、山梨の直売所まで来てくださる方にも、最高のぶどうをお届けします!
収穫前のぶどう畑。
収穫前のぶどう畑は色鮮やかなぶどうがいっぱい。
見ているだけで楽しいです。
収穫前のゴルビー。
赤く色づいてきました!もうすぐ収穫です。
一生懸命作ったぶどうをいよいよ収穫。
最高のタイミングで収穫。
私達が一生懸命作ったぶどう。美味しいと喜んでもらえたら嬉しいです!
お客様にお届け。
自慢のぶどうをお客様にお届け♪
ぶどう農家として、嬉しく、そして緊張する瞬間です!
冬
施肥・土作り、剪定
収穫が終わったら、来年のぶどうづくりの為の作業の開始です。
地味かもしれませんが、この冬場にどれだけ手を入れてやれるかが、来年のぶどうの味を左右します。
美味しいぶどうに必要不可欠な土作り。
来年もまた良いぶどうを実らせてくれるよう、堆肥や肥料を撒きます。
ただやみくもに撒けばいい訳でもなく、木の状態を考慮したり、品種ごと配合を変えたりして、良い土壌に仕上げていきます。
堆肥や有機肥料をまいた後は、トラクタで耕うん。
天気のいい日にお気に入りのトラクタで耕うん!
とっても楽しいです。
木の幹や根本に稲わらを敷きます。
冬場の気温の低下でぶどうの木が枯れてしまわないように、稲わらを敷きます。
人間が冬に厚着をするような感じですね!
1~2月はぶどうの剪定。
とっても寒い時期ですが、ぶどうの剪定はこの時期なんです。
元気なぶどうの木にする為、剪定を行います。
どう剪定してあげればぶどうの木が喜ぶのか?経験がものを言う作業です。
以上がぶどう作りの1年間です。
ぶどう作りは全て手作業!家族3人全員で、毎日愛情と手間暇かけて手入れしています。