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種なしぶどうのヒミツ!

農園の日常

こんにちは。岩崎園の武藤です。

もはや当たり前になっている種のないぶどう。でも今出回っているほとんどのぶどうには、本来種があります。

種なしのぶどうは植物ホルモン「ジベレリン」の処理によって種をなくすことが出来ます。1回目は、ぶどうの花の満開~3日後にジベレリン水溶液にぶどうの房を浸して無核化(種なし)します。

ポイントはジベ処理の時期です。早すぎても遅すぎてもダメ!
タイミングを間違えてしまうと種が入ってしまったり、良いぶどうにならなかったり・・・

雨が降ってもせっかく浸した液が流されてしまうので天気予報を見ながら晴れの日を狙って近隣のぶどう農家は一斉にジベ処理を行います。

勝沼町では、中学生が授業でジベ処理を体験したりもするので、子供の頃から馴染みのある作業でした。

2回目は10日~14日後くらいに粒を大きくするために行います。

とても大変な作業ですが、良いぶどうが実ったのを想像すれば疲れは吹き飛びます(笑)

ちなみにジベレリンは植物にもともとある植物ホルモンのひとつなので安心してお召し上がりください。

 

 

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